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moto1proR5

このクラスだけに用意されたテクニカルなダートセクション

moto1 pro クラスは3つのダートセクションが用意された。
第1ダート:フラットダートの直角コーナーを抜けた直後の4連ジャンプ。最初の2つは特に難しい。モトクロスセクションに近いデザインだ。これはproクラス専用となっていて、他クラスでは使用しない。
第2ダート:こちらはテーブルトップジャンプで比較的簡単なのだが、その直前の小さなコブがくせもの。この小さなジャンプの処理の仕方次第がタイムに大きく影響する。
第3ダート:ここにもテクニカルなジャンプがデザインされている。ジャンプでは"ひねり"が必要であり、且つ低く飛ぶ技術も必要。またここが最終コーナーとなるため、ここでの失速はホームストレートの最終速度に影響しタイムを大きく左右する。 ターマック(アスファルト)部分は全体に高速コースで、路面は比較的スリッピーだ。 (路面にウネリがあり、そこでトラクションが抜けて滑る、という箇所も。3コーナー立ち上がりでは、この恐怖に打ち勝ってアクセルを開けなければならない)



moto1Pro_saai

ダートセクションでの#192佐合選手の走りはひときわ華麗でダイナミック。ターマックでのライディングも『舞うように走る』と評されるが、ダートはそこに力強さを加えた感じ。今回のテクニカルなダートセクションも、全くロス無くクリアしていく。



#192佐合の3勝目。

テクニカルなダートセクションで圧倒的な速さを見せたのは#192佐合(AKB racing & Saai racing)。土曜日に行われた前日マシンセットアップ走行時から華麗なライディングを見せた。

さて決勝レース。
ホールショットはポールポジションスタートの#192佐合。その佐合に続いて1コーナーに入ったのは、後方から好スタートを決めた#101佐々木(DIABLO with WADATAKU)。

Lap2。#1Yassy (Agip Husqvarna RACING WPRLD with CP sports)が#101佐々木をかわし2位に上がる。と、今回も#192佐合と#1Yassyのトップ争いとなる。
ダートでの華麗でダイナミックなライディングを見せトップを走る#192佐合。
ターマックで深いバンク角とシャープなスライドでその#192佐合を追う#1Yassy。
この2人は異次元の速さを見せる。

レース終盤、#192佐合がついにスパートをかける。徐々に#1Yassyとの差を広げていく。#1Yassyもなんとか食いつこうとするものの、第1ダートでの差は明らか。Yassyはマシンの重さがトリッキーなダートでは不利となっているように見える。
チェッカーをトップで受けたのは#192佐合潔選手。今回は圧倒的な速さを見せつけての勝利となった。

3位に入ったは地元広島の#6池田孝宏。KTM350SX-F(350cc)の軽い車体と高いコントロール性を活かしたライディングが結果に現れた。また、5位に食い込んだ#4金児リュータは、上位の中でただひとりモトクロス全日本出身ではない選手。このタフなダートセクションでモトクロス I-Aと互角以上の走りを見せたライディングには注目したい。



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(写真上)#3は仙台から参戦の森田Ikki選手。クラッチの魔術師と呼ばれる。震災の影響で今ラウンドがIkki選手の開幕戦。Hiroshima Roundは得意なコースのはずだが、結果は。。。次戦は地元Sugo、期待したい。
(写真下)#192佐合選手と#1Yassy松本選手のバトル。


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(写真上)#10谷田部選手は今回6位に食い込んだ。この位置が実力ではないはず。
(写真中)激しい3位争いを制した#6池田選手。350ccマシンがスーパーモタードでも戦闘力が高いことを実証した。
(写真下)#115はモトクロス全日本ライダーの北居選手。あっという間にモタードマシンを乗りこなしていた。


moto1 pro class result

1/ #192 佐合 潔 / Honda CRF450R / AKB racing & SAAI racing
2/ #1 Yassy松本康 / Husqvarna SM450RR / Agip Husqvarna RACING WORLD with CP sports
3/ #6 池田孝宏 / KTM350SX-F / KTMうず潮レーシング福山
4/ #2 Jaws増田智義 / Yamaha YZ450F / Jaws Racing YAMAHA + レアルエキップ
5/ #4 金児リュータ / Husqvarna SM450RR / チーム レアルエキップ Husqvarna
6/ #10 谷田部高則 / Yamaha YZ450F / チーム フィンガーオート & IAS

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#1Yassy。厳しい表情。/ #7コビーこと小林選手は序盤6番手につけたが、タイヤトラブルでリタイヤとなった。/ #101佐々木選手はオープニングラップ2番手につけるもスリップダウンで順位を落とす。先日行われたSupermotoアジア選手権で一勝し調子を上げていたのだが。/ #6池田選手。表彰式で手荒い祝福をうける。地元広島での3位は殊更にうれしいはずだ。


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(写真上)#62は唯一の女性ライダー佐藤加代子選手。KTM250SX-Fを駆り、男性ライダーと互角に戦う。



#2ケンタロー対、#6吉田。個性のぶつかり合い

1コーナーに最初に飛び込んだのはポールポジションスタートの#6吉田(グライドライドレーシング)、
その#6吉田の背中にピタリと貼りつくように続いたのは#2大西ケンタロー(SRF SPORT 98%RACING)。その#2ケンタローがオープニングラップで#6吉田をかわしトップを奪う。しかし#6吉田も差をあけず追撃。ここからこの2人の激しいバトルが展開する。
ダートセクションが得意のモトクロス全日本出身の#2ケンタロー。マシンもモトクロッサーRMZ250。
ターマックセクションが得意のロードレース出身の#6吉田。マシンは太いトルクとパワーを持つターマック重視のDRZ400SM。

全く正反対の個性の2人。ダートセクションで#2ケンタローが前に出ると、#6吉田がターマックでその差を縮めるという展開。ターマックセクションで幾度となく#6吉田は#2ケンタローに並びかけるが、#2ケンタローも前には出させない。この戦いはラストラップまで続く。

ラストラップ。最終コーナーを抜けチェッカーに向かう2人。#6吉田がすばらしい加速を見せ#2ケンタローに並びかける。
勝ったのは#2大西ケンタロー。その右腕を天に突き上げ、勝った喜びを全身で表現する。2位は#6吉田和司選手となった。
熾烈な3位争いを勝ち抜いたのは#5久保晶選手(スレイプニイル レーシングチーム)。#5久保選手は初表彰台となった。

moto2R5

(写真最上)ターマックスペシャリストと言われる#6吉田選手。ラストラップの最終コーナー立ち上がりまで#2大西ケンタロー選手を追い詰めた。わずかの差で2位となったが、すばらしいファイトだった。
(写真最下)#2大西ケンタローの第3ダートのジャンプは独特。ジャンプ入り口の最も端から飛び出し、ひねりながら向きを変え、同時に飛距離の出ないように着地する。飛ばないことでタイムを稼ぐ。



moto2 class result

1/ #2 ケンタロー大西 / Suzuki RMZ250 / SRF SPORT & 98%RACING
2/ #6 吉田和司 / Suzuki DRZ400SM / グライドライドレーシング
3/ #5 久保晶 / Yamaha YZ250F / スレイプニイル レーシングチーム
4/ #3 森本 圭 / Yamaha YZ250F / モトぼっち × DUNLOP
5/ #51 五十住洋佑 / Honda CRF250R / C.G.PHANTOM with TRW
6/ #77 金子和之 / Honda CRF250R / MS五郎RACING


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(写真上)4位に食い込んだのは#3森本選手。地元四国のモタードスポーツを盛り上げている。
(写真左下)#5久保選手は3位入賞。初表彰台となった。
(写真右)勝った#2ケンタロー選手と、それを祝福する昨年のライバル#19Mar山下選手。昨年、ドッグファイトを繰り返し、戦った二人だ。



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ベテラン#9川上と、300ccで戦う#300高山。

このmoto1 open classも2つの違った個性の戦いとなった。
トップで逃げる#9川上選手はモトクロス全日本出身(Dune★moto & LEDサービス)。マシンはオーソドックスなHonda CRF450R。それを追うのは峠出身の#300高山選手(Club Moto Roman)。高山のマシンは300ccのCRF。軽い車体と高いコントロール性が特徴のマシンだ。

理にかなったライディングで足の怪我をかばいつつ逃げる#9川上。一方#300高山は、300ccという一回りエンジンも小さく車体も軽いマシンをぎりぎりまで使い切る。マシンがバンクしていようが、どこからでもアクセルをあけていく。
しかしベテラン#8川上の巧みなライディングは、追撃する#300高山を横に並ばせることは無かった。

勝ったのはその#9川上よしふみ選手。#300高山直人選手は一歩及ばずの2位となった。3位は#14緒方大輔選手(D-GARAGE)。#14緒方はこのレースのファステストラップを出している。
今シーズン、若手の成長著しいmoto1 open classだが、こちらもベテランたちが上位を占める結果となった。


 

moto1OPENR5

moto1 open class result

1/ #9 川上よしふみ / Honda CRF450F / Dune★moto & LEDサービス
2/ #300 高山直人/ Honda CRF296R / Club Moto Roman
3/ #14 緒方大輔 / Kawasaki KX450F / D-GARAGE
4/ #35 金児敏之 / Kawasaki KX450F / K's Toshi with アクト
5/ #31 赤嶺リョータ / KTM 450SMR / KTMうず潮レーシング福山
6/ #10 木下裕規 / Honda CRF450R / TEAM HAMMER


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#9は川上選手。若手の急成長で激戦のクラスとなったmoto1 open を制した。/ 3位に入った#14緒方選手。レース中のファステストラップタイムは緒方選手がたたき出す。/ #300高山選手。開幕から三連続タイムアタックでトップタイムをたたき出すも、結果につながっていなかったが、今回2位を得る。次戦は得意のSugo。/ #17アンディ選手は混戦に巻き込まれ、上位にあがれず。/ #10木下選手はRd3Naganoの悔しさを晴らす6位。実力からすればもっと上位を狙えるはず。/ #31赤嶺選手は5位。エキシビジョンレースのMix Openでは2位に入る健闘。「レースを走っているうちに徐々に調子が出てきました!」と、レース後のコメント。

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(写真上)#192佐合選手のチームはお昼休みにお客様サービスとしてプレゼント大会を行った。 (写真下)九州からやってきた、九州出身ライダーの応援団。こういうレースへの参加もいいですね。