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2012moto1proR3



「逆まわり」というアバンギャルドなコース設定となったRound3。この“INA circuit逆周り”の特徴は、奥がきついコーナーが多い、ダートセクションがテクニカルとなった、などが上げられます。全体にテクニカルとなったと言ってもよく、予想されるような危険な箇所はほとんどありません。ですが、パッシングポイントが非常に少ないためレースの展開がない、という点も見えました。レースというより、タイムアタックで競うには非常に面白いコースであり、観せるよりやる側にとって面白いコースではないでしょうか。
当日は午後に天候が崩れ、moto1 open クラス決勝、moto1 pro クラスの決勝ヒート2がウェット状態となりました。



2012moto1proR2


2012moto1proR2


#1佐合+CRF450R、敵なし。これで4連勝。

MOTO1のある意味目玉商品であるmoto1 pro classの決勝ヒート1は一般に午前中の最後に行われます。午前中は晴れ間ものぞく曇り空で、ヒート1はドライコンディションのなか行われました。
ホールショットを決めトップに立ったのは#1佐合、続いて#7Ikki、#3リュータ、#5Jaws。この逆まわりはパッシングポイントが無いため、順位は変わらずそのままレースは展開します。
終盤、3位につけていた#3リュータがマシントラブルで下位に落ちます。一方moto1 pro classルーキーのKTM#16赤嶺リョータは5番手をキープ、あの#84Yassyの前を走ります。今年のルーキーはなかなか見せます。
トップは#1佐合。圧倒的な速さをみせます。昨年後半からか、佐合の走りはアグレッシブなものに変わりました。どうやら、スライドで逆ハンを切らずにそのままインに向かう、など新しい乗り方を実践しているようです。この#1佐合の走りを追うのはRM-Zの#7Ikkiですが、アタックを仕掛けることができる距離ではありません。
ファーストチェッカーを受けたのはその#1佐合潔。これで3勝目、敵なし状態です。

ヒート2は完全ウェット状態となりました。ダートセクションはキャンセルされ、また最終コーナーのシケインも無くなり(注1)、高速コーナーとなりました。周回数は2Lap減でのレースとなりました。
このヒート2に勝ったのも#1佐合。2位には#3リュータが入りました。ヒート2もルーキーが活躍。moto2 classから昇格した#21ズミ(五十住)が6位に入賞しました。#21ズミ選手は開幕でも6位に入賞しており、2回目の入賞となりました。

 

注1) 第2ダートセクションをキャンセルすることでオリジナルコースを走ることになります(コース図の6-7の部分)。それによって、9-12の間のシケインを作ることができなくなりました。結果的には12の最終コーナーは高速コーナーとなりました。もともとこのシケインを作った理由は、この最終コーナーの速度を落とし、ホームストレートのコンクリートウォール手前に並べられたクラッシュパッドに当たらないようにの配慮から。であれば、ウェット状態でこの状態に戻すのは問題ではないか。むしろ危険ではないかと感じました。
と言いつつも、これはただの正論であって今更何の解決にもならなりません。ただのクレームでしかなく、建設的ではありません。意見というよりただのモンク。
しかし、第3者であり(主催者、参加し走る選手達、そのスポーツにお金を払い観戦するお客様、その中で中立であるメディア)、情報を発信する立場とその責任から、この点についてあえて言及させていただきました。


2012moto1proR2

▲気になるのはこの#5Jawsです。マシンのセットアップ走行無しにタイムアタックなどの本戦に向かうという行為。これはちょっと異常です。にもかかわらずこのRound3では4番タイムを叩き出しています。信じられません。全く走ったことのないコースにもかかわらず(今回初の逆まわりですから)、他の選手の1日以上かけたマシンセットアップとコース攻略したタイムを上回るわけです。レース経験のある方ならこれがいかにすごいかわかっていただけると思います。またそういう行為に出るJaws選手がいかに異常かもです。 何かのメッセージだと感じています。しかしながら、なかなかこの質問には答えてくれません。(以前Jawsは「走らないとか、不参加というやり方での意志表示がライダーにはできる」と言っていました。逆に言うなら、それしか意志表示ができないとも言えますが)

 


2012moto1proR2



2012moto2R2

Heat1 / 12:30

1/ #1 佐合 潔 / AKB racing & SAAI racing & 熊本レーシンング
2/ #7 Ikki 森田 / SRF MIYAGI & FUKUDA TECNICA × みちのく777
3/ #5 Jaws増田 / JAWS racing REALEQUIP
4/ #4 三苫 進 / C.G.PHANTOM モトぼっちRR
5/ #16 リョータ赤峰 / KTMうず潮レーシング福山
6/ #84 Yassy松本 / eni Husqvarna with CP sports

Heat2 / 16:00

1/ #1 佐合潔 / AKB racing & SAAI racing & 熊本レーシンング
2/ #3 リュータ金児 / Husqvarna
3/ #7 Ikki 森田 / SRF MIYAGI & FUKUDA TECNICA × みちのく777
4/ #5 Jaws増田 / JAWS racing REALEQUIP
5/ #4 三苫 進 / C.G.PHANTOM モトぼっちRR
6/ #21 ズミ洋佑 / C.G.PHANTOM + My TRW



2012moto2R2

▲#1佐合選手のスーパーモト専用トラスフレームのCRF450R。かなり仕上がっているようで、今回も土曜日のマシンセットアップ走行ではこのマシンも走らせたようです。「ほぼ仕上がってますよ。できれば今使っているマシンより1秒縮まるくらいまで仕上げたいです。そしたら実践投入しますよ。待っててくださいね。」佐合選手はホンダ技術研究所では一般市販車のハンドリングを決定する「走安」を担当しています。すなおなハンドリングで好評なCB1100、先進的な車両のRVF1200などを開発しています。このようにシャーシ開発には高い実績があります。それにしてもこのスーパーモト専用フレームは誰もが夢見て実現できなかったもの。早く実戦投入してほしいものです。






2012moto2R2

#41の14歳マコト2連勝。


ホールショットを決めたのは、今回も14歳の#41マコト。
しかし、序盤トップに立ったのは#46水庫(ミズクラ)。第1ダートをうまく使って#41マコトをかわしトップに立ちます。
しかし#41マコトは即座にトップを奪い返します。勝つだけなら様子をうかがってから前にでるのでしょうが、かけひきなくアタックする姿は見ていて興奮します。お客様はせっかくここまで脚を運んで観に来ているのですから、やはり魅せてほしいです。
2番手に落ちた#46水庫はダートセクションで#久保と接触。足を痛めリタイヤ。代わって#3久保が#41マコトを追います。が、なかなか捕まえることができません。結局#41マコトは逃げ切り、今期2勝目を上げました。連勝です。


2012moto2R2

▲第1ダートを出て立ち上がり、その先の4コーナーの入り口でシケインの入り口です。第1ダートの立ち上がりをうまく行うことで、ここでも並ぶことができます。イン側は縁石があるものの乗り越えることも可能。しかしこの先は左コーナーなので、写真右の#46水庫のほうが有利です。

2012moto1OPENR2

▲▲2位に入ったチーム スレイプニィル モータースポーツの久保晶。モトクロス出身。Round3終了時点でポイントランキング1位。
▲下は#11Kissy。3位に食い込む。



2012moto1OPENR2


1/ #41 マコト新井 / CP sports
2/ #3 久保 晶 / スレイプニィルモータースポーツ
3/ #11 Kissy / FRONTIER Husqvarna
4/ #44 近藤一磨 / うず潮レーシング福山
5/ #6 中村竜規 / C.G.PHANTOM×Prorsum Ride
6/ #42 井深泰治 / C.G.PHANTOM×Prorsum Ride








2012moto1OPENR2


突然の雨にウェット宣言、コース変更。勝ったのは#300高山。


レース直前に雨が降り始めウェット宣言が出されました。全車タイヤ交換の時間が30分与えられレーススタート時間が30分繰り下げられます。
コースはダートセクションがキャンセルとなりフルターマックとなりました(先のmoto1 pro のヒート2と同じです)。 その突然の雨のレースに勝ったのは#300高山。2位には#40吉田和司、3位は#47松本が入りました。 雨の中のコース逆周りは誰もが初めて、そしてダートセクションキャンセルによる新しいコースレイアウト、それに加えて激しい雨という悪条件のなかでのレースでした。
レース終了後、ハンドルバーに突っ伏したままの#300高山の姿が印象的でした。

「雨はきつかった。最初はグリップ感がつかめなく、とても緊張しながらの走行でした。
終わるまでまったく気を許すことができないレースでした。ギリギリでした。
サイティングラップで吉田さんに抜かれたのは、様子見るためゆっくり走ったからじゃなく、本気で走って抜かれた(苦笑。
やべ!って思ったですよ、マジで。だからスタートでは根性決めました。とにかくトップをキープしないと(このコースは抜きどころがないから)。」とレース直後の#300高山。



2012moto1OPENR2

▲▲2位に入った#40吉田。Lap2のホームストレートエンドでトップ高山の横に並んだ#40吉田。しかし、アタックもその1回のみ。 ▲3位に入った#47松本カズシ。2位の吉田とともにマシンはスーパーモト専用のレーサーマシンSM450RR。戦闘力は高い。



2012moto1OPENR2

※ダートセクションキャンセル

1/ #300 高山直人 / Club Moto Roman GUN-KOTE
2/ #40 吉田和司 / Husky West + Grideride
3/ #47 松本和資 / Altair Racing
4/ #8 古川由和 / TEAM KAZU★CRFT & AMSOIL
5/ #41 志村祐一 / Moto Roman - K
6/ #4 川留健一 / Bram Racing