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2012moto1proR6



9月16日(日)降りしきる雨の中、MOTO1 Round6熊本/HSR九州が開催されました。
前夜からの雨でダートセクションは泥沼状態。しかし主催者の判断でダートは使用。このHSR九州の土は粒子が細かく粘土質、水を含むと滑らかとなりすべりやすい路面状況をつくります。エリアクラス等の対策として、一部に迂回路が設けられました。
一方、会場には#1佐合選手のSaai Cafeが作られ、ファンの皆様にケーキやソフトドリンクなどのサービスが行われました。




2012moto1proR2


#7Ikkiが今期初勝利!#1佐合は地元で2位/1位で総合優勝。


泥沼のダートセクションではMX出身ライダーが有利と言われるなか、ポールポジションをとったのは#4三苫選手でした。
ヒート1。しかし、ホールショットを決めたのは#7Ikki選手。その#7IIkkiを追ったのは地元熊本の#1佐合です。冷静な走りでその#7Ikkiを追いつめトップを奪います。ここは地元ですから、勝利で2012チャンピオンを祝いたい。そして2013型のNew CRF450Rにも初勝利を与えたいところです。
が、#7Ikkiも粘ります。#1佐合へのアタック可能な距離のまま追うIkki。そして最終ラップ、スタンド前のダートセクションで#7Ikkiが#1佐合の前に出ます。
そのままチェッカーを受け今期初勝利。2位には#1佐合、3位には最終コーナーで#3リュータをはじき飛ばした#21五十住が入りました。
コースが荒れるとやはりレースも荒れます。ヒート2も誰も予想できない展開となります。
なんとホールショットを決めた#1佐合選手がジャンプスタートをとられてしまいます。90秒のピットストップが課せられます。その#1佐合に代わって#7Ikkiがトップに。すると今度は#4三苫がその#7Ikkiに襲いかかります。この2人によるトップの奪い合いが展開。コーナーごとに入れ替わるような激しいバトル。
そのバトルに決着を付けたのはダートセクションでの#7Ikkiのジャンプでした。非常にぬかるんでおりジャンプを避け、スピードを落とした#4三苫の頭を超えるように飛んだ#7Ikki。一気に#4三苫を突き放します。
が、第2ダートで#7Ikkiがスリップダウン。この間に、今度は#1佐合がその#7Ikkiに詰め寄ります。佐合のあまり見せたことの無い、いつクラッシュしてもおかしくないような走りです。ターマックのほぼ全周に粘土質の土が広がっており、全くグリップなどしないコンディション。固いアスファルトの上に粘土のような粘り気のある土が載っている状況は、まさに氷上のような状況です。いつフロントタイヤがイってもおかしくない。というか、多分常に逃げている感じのはずです。非常に高いマシンコントロール能力が必要です。
その状況のなか、#1佐合は「地元のファンの前で勝ちたい!」という執念で、ついにトップを奪い返しました。まさかをおこしてしまいました。
勝ったのはその#1佐合。ヒート1の2位とあわせて総合優勝も手にしました。2位は#7Ikki、3位には#4三苫が入りました。実に見応えのあるレースでした。雨のスーパーモトはダートもターマックもスピードが落ち迫力にかけているように見えます。がよく見ると、非常に高いマシンコントロール技術をみることができます。わかりにくいのですが、そういう視点で見ていただけると見応えもあります。
(※そういうわかりにくい魅力を持って『観に来てください』とお願いするのもいいのかどうかわかりませんが。とにかくお客様は雨の中の観戦、大変だったと思います。おつかれさまでした!)


 

2012moto1proR2

▲▲▲ヒート2。ジャンプスタートのペナルティが課せられたもののその差を跳ね返し、地元熊本で勝利をあげた佐合選手。このヒート2の走りは佐合選手らしくない走りでした。いつも洗練された走りをするのですが、がむしゃらなライディングというようなギリギリまで攻め込んだ走りでした。
▲▲#7Ikki選手はヒート1を勝利。最終ラップのダートセクションでの見事な逆転でした。ヒート2はトップに立ったのですが第2ダートのミスで惜しくも2位に。
▲予選タイムアタックで1番タイムを出しポールポジションを獲得したのは#4三苫選手。決勝はヒート2で3位に。





Heat1

1 / #7 Ikki森田 / Suzuki RM-Z450 / SRF MIYAGI & FUKUDA TECNICA ×みちのく777
2 / #1 佐合 潔 / Honda CRF450R / AKB racing & SAAI racing & KUMAMOTO racing
3 / #21 五十住洋佑 / Honda CRF450R / CG PHANTOM Racing with TRW
4 / #14 谷田部高則 / Yamaha YZ450F / チームフィンガーオート&IAS
5 / #13 金児伸二 / Husqvarna TC449 / モトスポーツK’s
6 / #6 池田孝宏 / KTM450SX-F / KTMうず潮レーシング福山


Heat2

1 / #1 佐合 潔 / Honda CRF450R / AKB racing & SAAI racing & KUMAMOTO racing
2 / #7 Ikki森田 / Suzuki RM-Z450 / SRF MIYAGI & FUKUDA TECNICA ×みちのく777
3 / #4 三苫 進 / Yamaha YZ450F / CG PHANTOM モトぼっちRR
4 / #6 池田孝宏 / KTM450SX-F / KTMうず潮レーシング福山
5 / #3 リュータ金児 / Husqvarna SM450RR / REAL EQUIP Husqvarna
6 / #17 天野 拳 / Husqvarna TC449 / Amanoya Husqvarna Racing with Moto West Omega


2012moto1proR2

▲▲左/ 「勝ったぜ!」という声が聞こえそうなこの佐合選手の写真。ジャンプスタートをとられて90秒のピットストップにも関わらず勝ったヒート2フィニッシュ直後です。ドロだらけとなったレーシングウェアを脱ぎながらピットに戻る最中にカメラに見せた珍しい表情。
▲▲右/ こちらもヒート1で勝利しマシン保管にマシンを運び入れた#7Ikki。
▲左/ 2013型CRF450Rのエンジン、そして長く処理されたエキパイ。
▲右/ 2013型の新しいKTM450SXFモタード。早くもこの9月のRound7で登場。250SXFは試乗しましたが、パワーとエンジンのピックアップのよさは車体が1割軽くなったような感じ。








2012moto1proR2


過酷な状況の中、勝ったのは#41マコト。


ポールポジションをとったのは#9杉山。初のPP獲得です。pro classでも書いたとおり、非常に走りにくい路面コンディションとなり高い技術が必要となったなか、勝ったのは#41マコト選手でした。朝の公式練習からダートセクションの迂回路を一度も走らず本コースを走るこだわりをみせていたのですが、結局決勝でこのダートセクションを上手く走り、一時順位を落としたものの追い上げを見せ勝利。2位には#11Kissy、3位には#3久保が入りました。4位には四国から参戦の#57菅野、5位には地元熊本の#65千場が入りました。熊本ラウンドは地元勢が強いのが特徴です。今回もそれが現れました。このなかからスターが生まれることを期待します。



2012moto2R2

▲▲▲非常に高いコントロール能力と冷静さを必要とされたこのレースを制したのは中学生の#41新井マコト選手。
▲▲2位に入ったのは、ダートが苦手と言いつつも実は最も上手く処理していたひとりだった#11Kissy。
▲4位には新しい顔が。四国から参戦の#57菅野景介選手。こういうレースでは今までとは違う能力が問われることになり新しい選手が登場します。おめでとうございます!





1 / #41 新井マコト / CP sports
2 / #11 Kissy岸田 / Team FRONTIER Husqvarna
3 / #3 久保 晶 / スレイプニィルモーターサイクルチーム
4 / #57 菅野景介 / YRF & ヤノバイク
5 / #65 千場正嗣 / Dune★moto & RIDER’s-K
6 / #50 中川龍司 / HSKY Racing Team







2012moto1R5

やはり地元が強かったmoto1 open class。


ある意味、最も激しい争いが展開しているのがこのmoto1 open classです。そのなかで勝ったのは地元熊本のDune Moto #10川上よしふみ、2位にはやはり九州福岡のD-GARAGE #14緒方が入りました。3位には#300高山が入り、チャンピオン争いの#40吉田が6位となったため、#300高山がチャンピオンを決めました。高山は排気量無制限のmoto1 open classを300cc小型マシンでのチャンピオンとなりました。また5位には地元熊本の#39森田が入っています。
「トラクションコントロールが効きました。こういう(全くグリップしない)状況では本当に効果がありました。そして応援してくれたみなさん、ありがとうございました。ようやく地元で勝てました!」と、勝った#10 川上よしふみ選手。
勝った川上選手のショップ“DuneMoto”も2位に入った#14緒方選手のショップ“D-Garage”も、スポーツとしてのスーパーモトの九州での普及に力を注いでいます。モタードバイクやサーキット走行に興味のある方は、一度あそびに行ってみてください。とても気さくな雰囲気のお店です。“レースをやっている”と言っても、初心者が入りがたいようなお店ではありません。




2012moto1R5

▲▲▲左/ 勝ったのは#10川上よしふみ選手。終始落ち着いた走りで#14緒方のアタックもかわしての勝利。地元応援団(正確には#14緒方選手の応援団?)から、勝利のフラッグを受け取ってのウィニングラン。
▲▲▲右/ なぜかTeeシャツ姿の#14緒方選手、2位に入りました。高速左コーナーで#10川上選手をアウトからオーバーテイクに成功したのですが。。。
▲▲3位には#300高山選手。ポイントで争っている#40吉田選手が6位となり、この#300高山選手がmoto1 open classのチャンピオンを決めました。高山直人選手はmoto2 classでもチャンピオンを獲得しています。
▲5位に入ったのは地元熊本の#38森田健二選手。森田選手も初表彰台、おめでとうございます!





1 / #10 川上よしふみ / Dune★moto
2 / #14 緒方大輔 / D-GARAGE
3 / #300 高山直人 / Club Moto Roman GUN-KOTE
4 / #11 増成誠二 / KTMうず潮レーシング福山
5 / #39 森田健二 / AKB racing & SAAI racing & KUMAMOTO racing
6 / #40 吉田和司 / ハスキーウェスト グライドライド





2012moto1OPENR2